「メンタル強め美女の白川さん」を読んで。

読んだ本にまつわる話

わたしはいろいろなことが気になる性格です。

友達に電話をかけてつながらなければ、「もしかして何かしでかしたからスルーされているのかな」と考えたり、Twitterのタイムラインで見かけたわたし以外の人への批判でも、「遠回りにわたし個人に言っているのかな」と考えてしまったり。

マイナスの言葉をすべて、自分に向けて受け止める傾向があるのですね。
ええ、とても疲れます。

ですから現実でも創作でも、毅然としたタイプに惹かれます。自分の世界をきっぱり保っていて、マイナスの言葉に囚われない人間になりたい。そう考えているからでしょう。

そんなわたしにとって、こちらの漫画に登場する白川さんはとても魅力的な人でした。

メンタル強め美女の白川さん


 

そもそもこの本を見かけた場所は、なじみの本屋さんです。なにか、面白い本はないかなあと本屋さんをうろつき、面出しされていたこちらの漫画に気づいたのです。

そう、この本はとてもかわいいイラストで描かれている漫画なのですよ。

わたしが見かけたときは、コミックエッセイのコーナーに置いてありました。だから実話なのかな、と、どきりとしたのですけれど、どうやら違うよう。とにかくキュートな表紙に惹かれてね、そのまま購入していたのでした。

白川さんは。

この漫画の主人公、白川さんは、「私は私、可愛く強く」がモットーな25歳です。

ストレートでわかりやすいモットーですよね。たくさんの人が好ましいと感じるモットーじゃないかなあとわたしは感じました。少なくともわたしはニコッと笑ってしまいましたぞ。

でもそういう白川さんは、目立つためか、職場では孤立しがちです。

わたしなら間違いなくメンタルを病んで仕事を辞める環境だなあと漫画を読んでいて感じました。でも白川さんはけろりとしています。

笑顔でいたほうが自分も楽しいしね。誰でも笑顔がいちばんかわいい❤️」

そう考えて、口角をキュッとあげている白川さんはボッチ飯でも満喫しています。無理しているわけじゃない、ごく自然に伸び伸びと職場で過ごしている姿を見て、羨ましいとかそういう感情を通り越して、わたしは笑ってしまいました。

こうだったら、人生、もっと楽しかっただろうなあ、と感じたのですね。

わたしは。

白川さんのようになりたい、と考えるほど、素直な人間ではないのですが、ちょっとだけ見習いたいと感じました。

ええ、冒頭でも書きましたが、わたし、本当に不安定になりやすい人間ですから!!

ページをめくり、どんどん読み進めていけばいくほど、白川さんの清々しい行動を知ることができます。たとえば、好ましい人気モデルさんに関する噂を聞いてしまったときや、職場の男性に関して告げ口されたとき、自分よりかわいい子を見かけたときや、自分がおばあさんになったときを思い描くとき、自分の話し方について悪口を言われたとき。

どんな瞬間でも、白川さんは清々しいです。

ですから、読んでいますとね、だんだんとわたしは白川さんのモットーに惹かれていったのですよ。「私は私、可愛く強く」ーーーーこのモットー、いいなあ、と感じました。いえ、いいなあと眺めるだけではなくて、本当に、少しだけでも見習ってみましょうか。そう感じるようになったのですね。

とはいえ、抵抗もあるのですけれど。

なぜならわたし、かわいくないですもの。努力はしているけれど、まだまだ平均よりもずっと太っているし。顔立ちもどちらかといえば男顔でかわいさが少ない。何度も書いたように、精神的に不安定でゆらゆらだからメンタルだって弱い。

でもね。

わたしは自分を好きになりたいのです。
自分を、大切にしたい。

わたし自身を困らせる、いろいろな特徴が、わたしにはあります。人の言動に揺らぎやすいところ、一人でいたら不安につかまりやすいところ、他にもたくさんたくさんあるのです。

でもわたしは変わりたい。自分を好きになりたいのです。
わたしがわたしをみたとき、好ましいと感じる自分になりたい。

おわりに。

この漫画に登場する色んな人も、悪口をいう瞬間があったとしても、根っこから悪いわけじゃないんだと感じました。

たぶん、自分でもうまく扱えない特徴ーーーー個性があって。どうしようもない感情もあって、そんなものが人を振り回してしまうのかもしれないなあと感じました。

だからこそ、それらの個性や感情をうまく扱えるようになったとき、人は変われるのかもしれない、とも考えました。

とりあえず、この本の中で白川さんが実行しているように、疲れたときにはいい匂いのする入浴剤でも使って、ゆっくりお風呂に入ることにしましょうか。落ち込んだときには自分を労って、早く眠って。

他人の考えは、その人にしかわからないもの。いや、その人自身でもわからないときがある。だからルール違反をしていない限り、胸をはってもオッケーだと自分に言い聞かせて、不安とさよならいたしましょう。小さな行動です。でも塵も積もれば山となる、です。少しずつ変わっていって、好きな自分になれたら素敵ですね。

*この記事は個人サイト「屋根裏部屋の本棚」内のブログコーナーに掲載した文章を修正しつつ書いた記事です。重複するところもありますが、どうぞご容赦ください。

 

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