「元カレが腐男子になっておりまして」を読んで。

読んだ本にまつわる話

今日も今日とて、ウキウキしながら漫画を読んでおりました。

や、ダイエット中ですからウォーキングだってするんですけれども! 日常の瑣末に疲れた心にダイレクトアタックしてくる存在はやはり漫画だったりするんですよう。radikoで音楽を聴きながら、ふんふんと読んで、にま〜と笑います。端から見たら変な人です。でもいいのだ、見ている人は他にはいない。愛猫だって「いつものことにゃ」とスルーしている!

というわけで、今日読んだ漫画について書いていきます〜!

元カレが腐男子になっておりまして。


読み返すたびに感じるんですけれど、強烈なタイトルですよね。元カレが腐男子になっていた。なかなかインパクト大の出来事だなあと思う。実際にそういう状況にあったらどうする? というifを、わたしは考えてみました。即座に答えは出ました。

わたしなら放っておくな……。しょせん別の人生を生きる他人の趣味だし。

でもこの漫画の主人公さんは、そうしなかった。思いがけない場所で元カレに再会したあと、その彼を捕獲しちゃうんですねえ。そのあたりが自分にない行動だから、ちょっと興味深く感じられて、わたしは続きを読み始めたのでした。

そもそもなぜ捕獲したのか。主人公さんは元鞘とか考えたわけではありません。ただ、元カレが腐男子になった理由に心あたりがあったから、そうせざるを得なかったのですよ。うん、ズバリとその理由を言うなら元凶だという自覚がうっすらとあったから捕獲せざるをえなかったのですね。……うん、そりゃあ捕獲するわ、と漫画内で明かされたエピソードを読んで、わたしも納得しました。

でね、それはそれで、なかなか微妙な感じだなあと思ったのです。でも実際に話し合っている二人を見ていたら、面白いやりとりだなあと感じたのですよ。初めてのヲタク友達との会話を喜んでいる、元カレさんがかわいい。主人公さんだって、元カレさんとの会話を楽しんでいると伝わってきて、なんだかニマニマしてしまったのです。とんでもねー始まりでしたけれど、二人に漂う空気感は好ましくて、どうなるのかな、と続きが気になったのでした。

一巻の時点では。

まだ、二人の関係は、ほのぼのとしたものです。

初めてのヲタク友達やヲタクイベントにウキウキしている元カレさんや、そんな彼にヲタクとしての心得などを伝授している主人公さんとその友達とのやりとりが、とっても楽しいやりとりに感じられたのですよ。共感もしました。

だってほら、わたしだって好きなアニメやゲームに投資してしまうヲタクですもん。同世代の友達はほとんどヲタクを卒業して育児に勤しんでいる人がほとんどですから、懐かしい風景だなあ、と思いながら読んでいったのです。サークル主としてイベントに参加するときのエピソードも楽しく感じられてね。今もこうなんだ、嬉しいなあという気持ちであっという間に一巻を読み終えてしまったのですよ。

そして、もっともっと読みたくなって、そのまま続刊を大人買いしました。

続刊だって読んだ!

続くシリーズではですね、主人公さんとお友達、元カレさんの他に、新たなキャラクターが登場します。や、一巻でも登場していた人なんですが、運命的な登場だったのですが、まさか本当に続刊で登場することになるとは思わなかったですねえ……。

でもなかなか好ましい人です。

その人は日本人ではなくてイタリア人なのです。同じヲタクでも日本人とはちがうところもあるヲタクで、だからこそ、そのちがいを興味深く感じるし、またある面では尊いようにも感じられます。まだまだ自分の世界って狭いんだなあと実感させてくれる人でもあり、同時に、日本のアニメが好きといってくれるところがありがたくうれしく感じられる人でした。

でね、主人公さんの友達さんと新しい登場人物とのやりとりにわたしは悶えました。通じているようで通じてなかったり、逆もあったり。人と人がね、少しずつ仲良くなっていく過程ってこんな感じだよなあ、と考えて、ほっこりしながら読んでいきました。

だから二人が付き合いだした時は、「やった〜!」と大喜びでしたね!

なんか、「ええ組み合わせがまたこの世に生誕した……!」という感じで、嬉しくなりました。現実でも、お似合いの二人がカップルになると嬉しくなるじゃないですか。そういう感じで、ニヤニヤっと二人を眺めていたのですよ。

主人公さんと元カレさんは。

この漫画に登場する「ええ組み合わせ」は他にもあります。

そもそもの主人公さんと元カレさんですよ。一巻の時点では、ま〜ったくそういう気配はなかったのですけれど、やっぱり人間関係って育っていくものだから、二人の関係もなかなかいい感じに育ってきているように感じられるのですね。

でもなかなか難しい組み合わせでもあります。

や、組み合わせが難しいんじゃないですね。主人公さんが厄介なんだ。そもそも元カレさんが腐男子になったきっかけが自分にあるし、他にもいろいろやらかしているところがあるから(詳しくは漫画をご覧ください)育っていく関係を受け止めきれないところがあるよう。

他人から見たら、つか、漫画の枠外から眺めているわたしからすると、「悩む必要なくね?」という感じではあるんですけれど、当事者にとってはそんなことはないのですね。

だから、もう祈るしかできないのですよ。「うまくいきますように〜!」って!

この漫画は六巻まで続いているのですけれど、それだけ巻数をかけて描き出されている人間関係がですね、わたしにはとっても好ましいものでした。素直に楽しそうだな、いいなあ、と感じられる関係だから、もっともっと笑顔が続いていきますように〜と願っちゃうのですよ。人間関係って簡単に終わっちゃうこともある。だからこそ、せめて漫画では終わらないで欲しいなあ、とも願っちゃうし、しあわせになって欲しいなあとも感じます。

でも何よりも、主人公さんは主人公さんらしく。
元カレさんは元カレさんらしく。

二人の関係が続いていきますように、と願ってしまう漫画なのですよ。
今日も今日とて、読んでいてとっても明るい気持ちになりました!

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました